問題集で、数多くの問題を解いてみよう

 不登校の人の場合、学校に行かずに自宅で勉強するわけですが、自宅で学習できることをプラスにとらえることもできます。

 学校の授業には、実は無駄な部分、無駄な時間があるという点に着目してみましょう。不登校の人の場合は、時間の使い方さえ間違えなければ、授業に出ていない分の遅れを取り戻す事も可能だということです。

問題集をたくさん解くことで、実践的な理解ができる

 学校の授業の場合、学校の先生の教え方が悪い場合や、学級崩壊の状態になっている場合があります。

 また、普通に授業が成立している場合でも、学校の授業には、どう考えても意味の無い内容が含まれています。たとえばレクレーションなどを取り入れていたりして、授業中に無駄な時間をすごしているケースはきわめて多いものといえます。

 

 学校の授業に不足しているのは、テストや入学試験などで実際に問題を解くための問題演習の部分だと思います。授業を受けて学習内容の解説を聞いても、実際にテストや入試の問題に解くためにその学習内容をどのように応用させていくのかという点については、学校の授業ではカバー出来ていない事が多いわけです。

 

 そこで、不登校の人の場合は、学校の授業の中の無駄な部分に振り回されず、かつ、学校の授業ではカバーできていない問題演習等を意識した学習プランを立ててみましょう。

 不登校の人の中には、様々な事情の人がいると思うので、あまり無理な計画を立てることは避けるべきですが、自分のペースにあわせて、学校の授業より効率的な(無駄な部分が少ない)勉強をしていけば、現状では学校の授業のペースから取り残されている人でも、学校の授業においつく事が可能になります。

 

 自分で勉強を進める場合は、教科書ワークや参考書、問題集を用途に合わせてうまく使い分ける事が大切です。そして、ある一定の水準にまで学習内容を理解できれば、あとは問題集を繰り返し解き、徐々に難しい問題集にも挑戦してみる、というパターンで、問題を解きながら学習内容の理解度を試したり、理解を深めたりするほうに重点を置くほうが、無駄のない学習を実現する事が出来ると思います。

 

 特に、高校受験を希望している中学生、高卒認定試験や大学受験を希望している高校生(または中途退学者等)の場合は、目指すべき試験に備えるために、問題を実際に解くことが出来るような実践的な理解が求められます。そのためには、問題集を活用して問題に解き慣れるパターンの学習の比重を高めていく事が大切になるでしょう。

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